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2009年2月 9日 (月)

頼れ(り)ない機関投資家

「頼れ(り)ない機関投資家」

 農林中金と日本生命には昔は非常にお世話になった。1億ドルから10億ドル単位で為替取引を持ち込んでくれたからだ。その背景には外国債券、外国株、海外の銀行への出資、海外ホテルなど不動産買収、購入などがあった。為替市場ではその名を聞くだけで震え上がったり取引の恩恵に預かりたい人も多かっただろう。

 そのような豊富な投資資金とともにまた農林中金や生保はいわゆる資金の出し手であり、金融市場にも流動性を与えていた。

しかし週末の新聞では、農林中金が1.6兆円の増資、日生が準備金5000億円の取り崩しの記事が目に付いた。

世界有数の機関投資家であり、短期金融市場の資金の出し手が資金不足となるようなら、海外投資へ向かうお金は乏しくなってくる。機関投資家からの円売りは期待できなくなる。円売りは個人投資家からしか出てこない。

日本の製造業は赤字で例年のリパトリの円買いはないだろうが、機関投資家の国内資金不足のための海外資産売却の円買いの線は残っている。もちろん黄金の時代だった80年、90年代ほどの海外資産はないだろうが。

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