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2009年2月16日 (月)

南アフリカ雑感

「南アフリカ雑感」

依然プラチナ、パラジウム、銀などの工業資源価格が堅調であるのは景気が減速しているとはいえ明るい材料。先週からの中国の胡錦濤国家主席のアフリカ歴訪に象徴されるがごとく、中国が世界的不況の中でアフリカへの資源外交を深めていることもその要因の一つだろう。資源獲得とインフラ整備でバランスをとり軋轢を生まないような外交を続けている。
中国12億人の生産活動を支えるために中国とアフリカは切ってもきれない関係となりつつある。在留中国人の伸びは在留日本人と比べることもできないくらいの増加ペースである。

 さて今週は今週は18日に12月小売売上の発表がある。予想は-5.0%、また来週は4QGDPとCPIの発表がある。10%以上の金利だけにまだまだ利下げ余地があると見られている。インフレもさらに低下すると見られているだけにCPIは注目したい。

また景気減速については既にマニュエル財務相が財政出動を約束している。減税が主なものであるが、南アの財政の健全性には問題がない範囲内としている。4月の選挙対策ということもある。ANCが分裂した中での選挙だがマンデラ元大統領はANC支持を表明している

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