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2009年2月24日 (火)

劣後債は神頼み、日本の不安

「劣後債は神頼み、日本の不安」

 個人の方にも日本の大手銀行の劣後債のセールスがきているのではないだろうか。私のところにもメールで勧誘がきている。

 日本国債より1%ほど高い利回りだ。返済順位が遅れるとか株主総会の議決権がないデメリットの代わりに利回りが高く設定されている。シャンシャン総会の議決権など不要と思ったり、日本の銀行も危なくなれば公的資金(税金)をつかってくれると思えば買ってもいいだろう。

 ドル債ならみずほ銀行で14%らしい。

90年代も高利回りの劣後債が発行されていたが、機関投資家やいわゆるリッチなお得意先に優先販売されていたはずだ。それが今個人(ドル債を除く)に売りまくろうとしている。

 キャッシュリッチだった機関投資家もどことは言わないが、今はお金が足りなくなって調達するサイドに回っているからだ。苦しい時の神頼みで、「お客様は神様」にセールしている。

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