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2009年2月10日 (火)

今夜も長い

「今夜も長い」

今夜も長い。ガイトナー財務長官金融安定化策発表、景気対策法案上院議決、ガイトナー財務長官&バーナンキFRB議長議会証言と続く。ブッシュ政権から最悪の事態を引き継ついである意味開き直りのオバマ大統領には議会も超党派で協力的である。もちろんすぐに経済効果が現れるとは限らないが先ずは順調な出だしではないだろうか。

 さてどこもかしこもの極悪経済指標や利下げ競争にも飽き飽きしてきている。週後半には欧州の4QGDPもあるがこれもあまり反応しないだろう。そして週末のG-7となる。為替では欧州通貨の安定と中国人民元が中心であろう。10月のG-7円高懸念声明はどこへ行ったのだろう。ただ円安にすれば世界の株価も上昇するメリットはあるのだがドル安円安株高資源高はワンセットと考えていいだろう。

まだまだ当局的に言えば景気大幅減速、インフレ低下であるが、少しずつ変化の兆しがある。先週も取り上げた外貨投資の兆し、世界のPMI改善の兆し、資源高の兆し、バルチック海運指数上昇の兆しなどだ。例年リパトリで円高になりやすい2月に円安になればそれも兆しとなる。 また来週はおそらく4Qでは世界最悪で3期連続マイナスになる日本のGDPの発表がある。日本はGDPデフレーターがマイナスなので実質が名目よりも高いのは他国と異なる。それでも大幅マイナスである。でも危機感は政府にはない。  

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