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2009年2月 4日 (水)

豪ドルはレンジはずれませんでしたね?:津田

やはり昨年後半の80セント→60セント、80円→55円の時と比較すると、当時は円キャリートレードポジションの投げ売りに投機的な豪ドル売りが乗っかって、”怒涛の売り”でしたが、今はやはり豪ドルロングの大きなポジションもなく(IMMなどvery small short)、豪ドル下押しエネルギーも市場が言うほどには大きくないようです。

もちろん材料的にはまだ圧倒的に豪ドル売り材料が多いですから、市場は売り仕掛けしますが、空売りした人は買い戻さなければいけないのでしょう。まだしばらく”下値トライでポジションがショートに傾いたら調整買い戻し”が続きそうです。

昨日はRBAの1%利下げで”BUY on fact”と追加景気対策420億豪ドルでショートカバーが活発化しました。もうしばらくAUDUSD 0.60-0.7500、AUDYEN 55-70円で行くようです。

因みにこちらのFinancial Reviewでは、”米ドル建てで経費を計上している企業の業績悪化が深刻”なる記事が目立ちます。また野村さんの言う”日本の石油など輸入も円高で儲かっている訳ではない”と同様こちらの鉱山輸出関係も昨年の7月までの豪ドル急騰局面で数年先まである程度為替を押さえたり、豪ドル円が高いところで円借り入れ(豪ドル転⇒ポジション的には高いところで円売り/豪ドル買い)したりで、苦境に立っているところがあるようです。

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