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2009年2月 9日 (月)

信頼性低下する財務省

「信頼性低下する財務省」

 変動狙いの為替トレーダーは上がっても下がってもどちらでもいいのでが、そうはいかない人もいる。製造業の方々である。

 10月27日にG-7は次のような円高懸念声明を出した。

我々は最近の為替相場における円の過度の変動ならびにそれが経済および金融の安定に対して悪影響を与えうることを懸念している。我々は引き続き為替市場をよく注視し適切に協力する」。このG-7声明は何だったのだろうか。当時はドル円は90円から100円へ株価も上昇した。

でもそれ以降何もやらない財務省。過去の円高(プラザ円高、95年の79円、デフレ不況)では投資の規制緩和や介入で活躍していた財務省であったが、未曾有の危機では何もやらなくなってしまった。

この時点ではトヨタを始めとす日本企業の赤字決算は出ていなかった。状況がさらに厳しくなるとだんまりを決め込んでいるようだ。

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