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2009年2月18日 (水)

豪州も株価軟調です:津田

どうも前回の南欧(スペイン、ギリシャ、ポルトガル)など”南サイド”の景気後退(格下げ)が原因のユーロ安に続いて、今度は東欧、中欧、ロシア及びアイルランド、フィンランドなど”東北サイド”のデフォルト懸念からユーロが軟調推移し、このリスク回避の動きに豪ドルも引っ張られている感じです。
ただ今までとの違いは”リスク回避=即円買いにはなっていない点”で、ごく足元で通貨は強い順に:
米ドル>円>豪ドル>ユーロという感じでしょうか?
これはある意味①米国の景気対策法案成立、②中川財務相の”身を挺した”円高阻止③商品相場の大幅下落④東北欧デフォルト懸念という材料に率直に市場が反応しているという感じがしますが。

さて昨日は原油価格や非鉄金属(銅、アルミ等)が軒並み下落して、商品先物インデックッス(CRB)は今までの下値抵抗線210をブレークして数年来の安値203.25まで下落しました。この商品下落を受けて株式市場も軟調推移。ベンチマークの豪州株価指数もS&P/ASX200 INDEXが現在-51.10(-1.48%)の3413.20、 ALL ORDINARIES INDEXが -45.30(-1.33%) 3366.90というところです。下げをリードしているのは資源株で、マイニング大手の BHP Billitonは-4.45%で現在$30.310 です。
まあ、まだリスク回避の材料には事欠かないのが現状です。

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