個人と銀行ディーラーの違い
「個人と銀行ディーラーの違い」
個人と銀行ディーラーの違いはフローがわかるかどうかの違いだと思う。
フロー以外の情報はほぼ同じ程度に享受できるようになっていると思う。お金さえ出せばさらに詳しい(儲かるとは限らないが)情報もある。
フロー情報はやはり銀行でないとわからない。ただこれさえわかれば多くの大手邦銀のドル円ディーラーが月に1,2度の負けしか経験しないほどの高い勝率となるだろう。
邦銀はドル円のフローに強く、欧米の銀行はユーロに強い。豪ドルなら豪銀とマザーカレンシーの銀行がフロー情報は一番強い。邦銀に入るユーロの注文は欧州系に比べれば微々たるものだ。介入など中銀の動きも注文情報の一つである。
個人のディーラーが銀行のディーリングルーム内で取引すればこれほど簡単に儲かるものかと驚くだろう。
為替は株と違ってフローで動く。そうじゃなければ3万8000円から7500円に株が落ちれば円も160円から800円くらいになっているだろう。それが逆の円高になるのがフローの面白さだ。その大きなフローの一部を外為どっとコムが流し始めている。昨夜はかなり量が多く参考になったが、今朝はそれよりも参加者が少なくなったようだ。
本来なら個人の方も大手銀行へ見学に行けば一目瞭然であるが最近はコンプライアンス全盛時代なので許されないのが残念だ。為替教育のためには実地見学が一番だと思う。そうすれば失業率が悪い数字が出てもドルをバンバン買ってくる人々もいることが如実にわかる。ぜひ見学システムでも作って欲しい。
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コメント
フローと言うのは何のことなのでしょうか?
投稿: うりょ | 2009年2月 6日 (金) 23時04分