入門、2,5,8,11月
「外為入門、2,5,8,11月)
外国の債券の利金の支払いは2,5,8,11月のものが多い。それも月半ばが多い。元本に較べれば金利は少額なのであまり相場水準を気にせず円に換える投資家が多い。2,5,8,11月はややドル下がる傾向がある。個々の金利の金額は小さいが、今や日本は世界最大の債権国である。
金利や配当の受取と支払いの差額は年間10兆円を超え経常黒字の半分ほどを占めるようになった。貿易などのモノの取引に匹敵する外貨の受取がカミ(債券)の取引で生まれている。
ただこれは去年までの話。日本の貿易黒字の減少で所得黒字も経常黒字も減り円買い要因もなくなっていくだろう。
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