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2009年2月11日 (水)

2月後半の円高の習性はどうなる

「2月後半の円高の習性はどうなる」

2月後半は例年円高になりがちだ。

二つのリパトリがあるからだ

一つは、米国債券を始め外国債券の利金の支払いが2、5、8、11月に多いからだ。もちろん一部償還もある。外貨で利金をもらって円に換える。

もう一つは企業の海外拠点の利益を3月の年度末決算へ向けて日本へ送ってくるのだが、今年度はご存知のように赤字企業が多いので送ってくるお金がない。そうするとその分の円買いはなくなる。

また3月決算直前には海外拠点赤字補填で円を売って外貨を買うことがあるかもしれない(80年代の海外不良債権処理で行われた取引)。

 一つ目の円買いは来週あたりから散発するだろう。問題は二つ目がどうなっているかだ。

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