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2009年1月 6日 (火)

ご立派なRBA、豪見通し

「ご立派なRBA、豪見通し」

 豪ドルは10月下旬の0.60割れ寸前から0.71まで戻してきた。12月18日にも0.71台があったのでここが正念場だ。一目の雲の上に頭を出しそうだ。あるチャートでは既に雲の上に出ているものあった。

 ここまで引き上げた一つの要因は10月下旬からの5回にわたる豪中銀(RBA)の介入だ。またしても上手いディールをしたRBAであった。(過去の買い介入と売り介入のチャートを添付しますのでご参照ください)

また122日に0.25%から0.5%利下げの市場予測より大幅1%利下げを行った豪中銀であるが次回の政策決定会合は23日である。まだ時間があるが115日の雇用統計がかぎとなろう。

ラッド政権は次から次へと景気対策を打ち出して評判が良く支持率も高い。対策を打ち出せるのは財政黒字あってこそであった。赤字が定着しないうちに景気回復の兆しを出せるかどうかが豪ドル続伸の条件だろう。

 金の切れ目が縁の切れ目ではなく支持率の切れ目。シドニーの津田さんも減税で潤っているだろう。

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