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2009年1月22日 (木)

うどんを作るディーリングルームの続き

「うどんを作るディーリングルームの続き」

 昨夜のうどんのディーリングルームの続きだが、私もいろいろな国や人種のディーリングルームで働いてきた。せっかくだからすべての国の銀行を体験しておきたかったと今は後悔している。ひとつ面白いところがあった。

午前5時集合。ホワイトボードに世界中の支店や仲間からのオーダーを手書きで書く。ボード1枚では足りない。やったことのない通貨ペアの注文が来る。

 常に極度の緊張を強いられる。笑ってはいけない。お客が来て 「HOW ARE YOU?」とごく普通に言ったら怒られたのがいた。無駄な会話で油断してはいけない。昼はデスクで食べる。ただし皇居でマラソンするのはOK。シャワーなし。

客の玉は多く世界中のヘッジファンドが来る。かと言って頻繁に来るのではない。

ヘッジファンドは邦銀などにはほとんどこないし、要は投機筋などそれほど活発にやっているのではない。為替は投機筋が動かすという言葉は誤解が多いと確認できたディーリングルーム。英国軍隊式のルーム。日本式の規律とはまた違った。ほどなく買収され今はない。

一方真逆の緊張感のないルームもあった。常に課員はリッラクス、大課長や幹部は仕事中にもパターでかけゴルフ。でもよく儲かっっていたなあ。為替って緊張の中でやるのがいいか、リッラクスしてやるのがいいか、勉強になった。ただそのパラダイスのようなディーリングルームもほどなく本国の不良債権でバンカメに買収された。パラダイスは短かかった。本国の幹部も西海岸ムードでリッラクスしすぎたようだ。

かといってどこの銀行を選ぶか迷っても無駄であった。ほとんどがつぶれたり合併したのであったのだから、それは邦銀でも欧州大陸系でも同じ。そう思えば英系はまだ独自でがんばってきたほうだと思う。今ボロボロになっているが。

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