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2009年1月21日 (水)

いつまでもあると思うな親と相場と紙コップ

いつまでもあると思うな親と相場と紙コップ」 我以外皆師

これはNYのディーリングルームのキッチンの張り紙でした。簡単に言えば「紙コップ買って来いよと、切らすなよ、さもなければひどい目に遭うぞ」ということです。

 銀行の為替のディーリングルームは銀行の他の上品な業務とは異質の雰囲気がしていました。

大課長がいて彼は何もやりませんが、売れ、買えといえば部下が他の銀行を電話で呼んでプライスを求めて売買したり、ブローカーで売買します。大課長は見てるだけです。ポジションを把握したり、伝票を書いたり、コンファームするのは部下の仕事です。大課長は「ポジションは?」「持ち値は?」と聞くだけです。時には「シカゴは」とも聞きます。シカゴのレートは地場の仕手筋が動いてNYと少し違うときがあるからです。ただシカゴは1円=○○ドルで建値されていますので、部下はとっさに計算して1ドル=いくらと答えないといけません。シカゴは3ヶ月ごとの先物相場なのでそれも計算しないとスポットと大きく乖離してしまいます。

 とにかく言われたことに即座に答えたり一糸乱れずに行動しないと即、雷が落ちます。ディリーングルームは真っ暗になります。「コーヒー!」といわれたらすぐに出さないといけません。紙コップがないと言い訳はできません。体育会というより応援団の空気のディーリングルームでした。IT機器もなく、相場も1日で1円から3円程度動くので緊張感が必要でした。無用の緊張感の部分もありましたが。

 親と相場はいつなくなるかわからないので大事にしないといけませんがコップも切らしてはいけないということでした。

 ただコーヒーくらいはマシでそれ以前は朝食のパン、昼食のうどんまで部下が買ってきたり作っていました。

 

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