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2009年1月26日 (月)

少ないポンド介入資金、ソロスの恐怖再び

「ポンドの介入資金は少ない、ソロスの恐怖再び」

中国、日本の巨額の外貨準備に比べ欧米の外貨準備は少ない。

2007年末現在の外貨準備は米国が740億ドル、英国が495億ドル、ECBとその各国中央銀行で2349億ドルである。中国の2兆ドル、日本の1兆ドル、その他アジアの中央銀行も数千億ドル保有していることと比べると極めて少ない

 世界の工場であるアジアにドルがたまっている。

さて90年代にソロスにポンド売りを浴びせられて敗れた英国中銀もポンド防衛資金の外貨準備は少ない。もちろん通貨スワップでドルを借りてドル売りポンド買い介入も出来るが、大英帝国のプライドは捨てなければならない。

 ただソロスが売り浴びせした時はEMSに入っていたので介入義務はあったが今はユーロ通貨統合にも参加しておらず、しがらみないので開きなおって何もしないことも考えられる

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