« 南ア近況 | トップページ | 豪インフレ指標低下中 »

2009年1月23日 (金)

春節前のアジア市場 軒並み下落

1月26日は春節ですね。お休みに入る前ということでポジションを手じまう投資家が多かったからなのか、午後4時頃のアジア市場は軒並み下げています。

090123_4

韓国の下落率が大きいですね。半導体メモリーで正解最大手のサムスン電子は、08年第4四半期(10-12月期)決算で純損益が222億ウォン(約14億2000万円)の赤字になったと発表しています。2000年に四半期決算の発表を始めて以来、初の赤字転落だそうです。

台湾市場はお休みですが、半導体OMEメーカーで世界最大手の台湾積体電路製造(TSMCT:台湾セミコンダクター)も、昨日、第4四半期(10-12月期)の純利益が前年同期比64%減の124億台湾ドル(約326億8500万円)と、6年ぶりの低い水準になったと発表しています。同業者の聯華電子(UMC)の業績もキビシくなりそうですから、春節お休み明けの台湾市場は、一荒れするかもしれませんね。

野村さんが、南アの原発建設のことを書いていらっしゃいましたが、インドでは建設最大手のラルセン&トゥーブロ( Larsen & Toubro)が、カナダのアトミック・エナジー・オブ・カナダ(Atomic Energy of Canada)と1000メガワットの原子炉建設を発表しています。残念ながら株価にはあまり反映されていないようです。

それなら、世界最大手のウラン鉱山会社の1つであるカナダのキャメコ(CCJ)の株価はどうかというと…

090123_3

これも今ひとつです……。

鉱物資源つながりということで、China Union が26億ドルを投資し、今後1年以内にリベリアのボング鉄鉱山に年産100万トンの工場建設を行うと発表しています。これは西アフリカでは過去最大の投資で、過去3年以内に3000人の雇用が生まれるとみられるそうです。

話の方向が、ようやく少し明るくなってきました。

明るいといえば…ブラジルのIBOPE(ブラジル世論統計研究所)が世界17カ国で、1万6000人に自国の経済状況について調査を行ったところ、49%が「自国の経済状況は今後3か月間に悪化する」と答えたのに対し、ブラジルでは34%が「自国経済は今後3ヶ月間に好転する」と答え、「悪化する」の19%を大きく上回ったそうです

この調査で自国経済にもっとも悲観的だったのは、アイルランドと日本、次いでフランス、ドイツ、イギリスだったとか。おまけに、ブラジル人の79%が「今後12ヶ月間に所得が上昇する」と期待していたそうです。

調査時期が08年の11月下旬から12月上旬だったことを考慮しても、ブラジル人が楽観的なことは確かです。でも、楽観的過ぎるくらいのほうが、案外幸せなのかもしれませんね。

|

« 南ア近況 | トップページ | 豪インフレ指標低下中 »

市況」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 南ア近況 | トップページ | 豪インフレ指標低下中 »