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2009年1月24日 (土)

野村さんの豪インフレ指標低下中:津田

どうも今晩は?
そうですね、2月3日のRBA理事会が焦点ですが、その前にTD-MIインフレ指数もさることながら来週27日(火)に発表になる第4四半期生産者物価指数(PPI)と28日(水)の消費者物価指数(CPI)の発表が待たれます。昨年9月から始まった金融緩和は当初、世界的な金融危機対策や信用市場の逼迫緩和のための国際協調利下げの色彩が強いものでした。

事実昨年第3四半期までは豪州の持病であった賃金インフレとエネルギー価格急騰の影響からインフレ懸念はむしろ増大していました。インフレ率はヘッドラインインフレ率(全項目算入)で年率5.0%、アンダーライイングインフレ率(果物、野菜、ガソリンなどボラタイル項目を除く)でも4.6%、RBAのインフレターゲット<2-3%>の算定根拠となるtrimmed meanインフレ率(アンダーライイングインフレ率に季節調整を加えたもの)でも4.6%と大きくターゲットを上回っていました。

しかし第4四半期以降国内景気の後退が鮮明になり、雇用状況が悪化した上、昨年第3四半期まで1バレル100ドルを超えていた原油価格も年末には50ドル以下に下がっており、来週発表される第4四半期インフレ指数も大幅低下が予想されます。金融危機に加えて、国内景気後退プラスインフレリスクの低下とくれば、利下げを阻む理由がないのが現状ではないでしょうか?

<予想値>
PPI
(前期比) 予想値 +0.4% (前期 +2.0%)
(前年比) 予想値 +5.2%(前期 +5.6%)
CPI
(前期比) 予想値 -0.4%(前期 +1.2%)
(前年比) 予想値 +3.6%(前期  +5.0%)

豪州の政策金利(オフィシャルキャッシュレート)については、現在4.25%ですが、2月のRBA理事会で1%利下げを読む向きが大半。昨年末時点で政府予想として最終的に3.75%低下予想がありましたが、現在では民間アナリストは3.0%、また野村さんの話だと市場は最終的に2.5%程度まで織り込んでいるとの話で、これまたどんどん下読みが進んでいますね。いっそのこと”世界同時ゼロ金利”にしてはいかがなもんでしょうか?”資金ショートで困っている人にはタダで貸します。一部の運用資産に恵まれた人は暫く運用利回りゼロで我慢してください”でいいのではないでしょうか?

PS 「オーストラリア」まだ見てません。月曜日のAustralia Day Holidayにでも見てきますわ。助演男優賞候補の故ヒース・レジャーとOZも頑張ってますね。

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コメント

始めまして、悩める素人です。外貨預金として大損害を被りながら持っている豪ドルですが、下値リスクとしてどのくらいとお考えでしょうか?出来ればご指導お願いします。

私としては40~45円ホールドの限界です。

投稿: 悩める素人 | 2009年1月25日 (日) 19時54分

どうもこんにちは。私の今年の豪ドル見通しは12月25日にこのブログに掲載しましたので、バックナンバーで参考にしていただきたいのですが、その中で今年のメインシナリオのレンジとして豪ドル0.6000-0.8000、豪ドル円55.00-80.00円としておりますが、いま現在もその想定レンジを変えていません。つまり昨年10月に見た55.20円はブレークしないと今のところ考えております。サブシナリオとして豪ドル円30円までの下落シナリオとなっていますが、そうはならないと思っています。世界経済は特に上半期更に悪化する可能性が強いですが、リスク回避の円買いにもいずれ陰りが見られると思っております。米ドル円が80円を割り込み、豪ドル円が50円割れとなる悲観的シナリオが現実味を増す局面になれば考え方の根底を修正する必要があるとは思いますが、今現在はそうなるとは思っていません。
津田

投稿: 津田 | 2009年1月25日 (日) 21時50分

明確なご回答有難うございました。今日はこのブログに出会えてラッキーな日です。メイン、サブシナリオともに素人ながら私の考えでも納得できました。

投稿: | 2009年1月25日 (日) 23時41分

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