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2009年1月 7日 (水)

南アフリカ、最近の基礎知識

「南アフリカ、最近の基礎知識」

南アランド、貴金属、株価に下げ渋りから底堅さだが、今後も資源価格動向に注意」

 南アフリカはいろいろ問題を抱えている。政治的には長年続いた最大与党ANC(アフリカ国民会議)が分裂して来春の総選挙を迎える。強いて言えば成長促進派のムベキ派と貧困層重視のズマ派に分かれる。成熟した民主主義では二大政党化は健全であるが、南アフリカはまだズマ派には暴力も厭わない若手グループもいるだけに不安はある。

 またジンバブエのさらなる状況悪化は目を覆いたくなる。インフレは2億%とになり、コレラが蔓延し死者も出ている。ムガベ独裁政権はコレラは英国の生物兵器によるものというとんでもない声明を出している。ジンバブエの難民が南アフリカへ流入し治安の悪化や雇用の悪化をもたらしている。対ジンバブエ政策も春以降の新政権の課題だ。

一頃騒がれた電力不足問題やサッカーワールドカップが2010年の本当に開催できるかどうかの問題は今のところ落ち着いている。

 急落し高値から半値以下となったプラチナ、パラジウム、銀などの価格も漸く下げ止まっている。また金価格は再び上昇している。JSE株価指数も20000のせである。

 また経済自体は他の国よりはサブプライム問題の悪影響を受けていないというのが中銀総裁の主張するところである。インフレは低下しているがターゲットの上限の6%からははるかに乖離しているので前回の利下げのように0.5%程度の小刻みな利下げが今後も続くだろう。 持ち直している南ア経済であり、南アランドである。

 今日はインド株が急落したようだが、エマージング国同士での連動性もあるので気をつけたい

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