野村さん中国と豪州一体?:津田
いやあ、野村さん、確かに豪州の人口比では完全に日本人はminorityですが、貿易では結構中国と”為”張ってますよ。ちょっと参考までに以下の数字を(jams、moshimoshi page調べ):
(2006年6月末時点出生国別人口、単位千人)
出生国 人口 中間年齢 前年比
1 豪州 15,648.6 32.3 1.0
2 英国 1,153.3 53.5 1.4
3 NZ 476.7 38.6 4.7
4 中国 203.1 42.5 6.2
5 ベトナム 180.4 41.2 1.5
6 インド 153.6 37.7 10.8
7 フィリピン 135.6 40.2 4.8
8 ギリシャ 125.8 63.5 -1.1
9 ドイツ 114.9 59.2 -0.3
10 南アフリカ 118.8 38.2 4.4
11 マレーシア 103.9 41.1 3.6
日本 29.5 36.5 2.6
---------------------------------------------------
計 20,605.5 36.9 1.4
日本人の年齢が若いのはwork experienceの若者が多いのでしょうね。私は平均年齢を上げていますが、、、、、とまあ、日本の順位は分かりませんが南アの1/4ですね。中国人が多く感じるのは、ベトナム、マレーシア、タイ、台湾、韓国人などのアジア系が多いのでそう感じるのでしょう。でも出生国が豪州の中国系2世が多いので(国籍豪州、顔だけ中国人で中国語をしゃべれない人も多い)やはり中国系は多いということですね?
一方貿易は:(2006/2007財政年度)
地域別輸出
構成比 前年比
1 日本 19.4 5.1
2 中国 13.6 25.7
3 韓国 7.8 11.3
4 インド 6.0 36.9
5 米国 5.8 0.2
6 NZ 5.6 7.9
地域別輸入
1 中国 15.0 17.0
2 米国 13.8 9.5
3 日本 9.6 0.4
4 シンガポール 5.6 -3.9
5 ドイツ 5.1 6.9
とまあ、確か輸出も現在中国に抜かれていますが、貿易はまだ主要パートナー。ただしこれもいつまで続くやら、、というところです。
因みに豪州の大学の偏差値を上げているのは、アジア系移民の子弟で、やはり中国、台湾、韓国、日本あたりが頑張っているようです。アングロサクソン系OZの進学率はそんなに高くないですよ。
豪ドル下がってきましたね。実需に乗っかって買った人が一抜け二抜けでしょうか。それでは、また。お邪魔しました。
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