ドルインデックス:水谷
Hola!
為替相場はどうも見通し不透明ですね?
チャートはドルインデックスの現在のものです。御覧のようにトレンドレスです。ガンライン1x2が11月21日高値88.25(open)に達しそうな勢いです。このラインが抵抗線となれば、再びドルベアトレンドですが、現状では判断できません。ドルインデックスは6通貨で構成された指数です。ユーロ/ドル57.6%, ドル/円13.6%, ポンド/ドル11.9%, ドル/カナダ9.1%,ドル/スウェーデンクローナ4.2%, ドル/スイス3.6%の構成比率です。ユーロとポンドの比率だけで約70%です。今のテーマはユーロ/ポンドが1.00(parity)になるかが焦点のようで、ユーロ/ドルとポンド/ドルでそれぞれ反対の動きになり、ドル自体の動きが出にくくなっています。木曜日のBOE(イングランド銀行)金融政策委員会では政策金利が現行2.00%のところ、市場では0.50%~1.00%の利下げを予想しています。来週1月15日(木)にはECB(欧州中央銀行)定例理事会での据え置き予想との駆け引きが行われているようです。金利市場ではEuribor6月限は金利ベースで2.00%です。政策金利の0.25%上回ったところで取引されると言われており、その点からは1.75%の政策金利です。現行2.50%からして、0.75%利下げ水準を織り込んでいるといえます。ポンドもユーロの対ドルでは売りというのが金利市場からうかがえます。
帰省先(岐阜)から現在ブログしてます。週末中部国際空港(セントレア)見学に出かけました。旅行客よりも見学客・ショッピング客の方が圧倒的に多いようです。温泉、矢場トン、きしめん、常滑焼、ステージのアトラクションと人の呼び込みに力を入れているようです。トヨタをはじめ景気が悪そうで、航空会社のカウンター、搭乗口には旅行客もまばらです。正月休暇とは思えません。高速道路もまばら、空港周辺は空き地状態で、電線だけがさびしく立っています。中京モンロー主義と言われていますが、外需に頼っている面は強いようで、世界的な金融嵐と景気後退をもろに受けているようでした。”ひつまぶし”でも食べて元気をださにゃ~いかんがね。と言いたいですね。
それでは。
水谷
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