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2009年1月 8日 (木)

貧富の棲み分け(北京紀行2):竜河

民族系で、国内客向けのホテルは、客室に置くインスタントコーヒーについて一杯25元(日本円で約340円)もチャージしますが、一歩ホテルの外を出れば、25元があるといろいろできます。

 

というのは、そのホテルに泊まった翌日、朝食をしに早くホテルを出まして、歩いて辿り着いたのは300メートルほど離れて路地裏にある小さな食堂でした。そこにすわって、豆乳一杯、揚げパン2つ、そして、野菜饅頭2つを頼んでみると、しめて3.5元(日本円で約47円)で、びっくりするほどの安い値段でした。しかも、満足できる味でした。

 

朝食のあと、1元(日本円で約13.5円)の切符を買って、市政府が運営する高速バスで数十キロ離れた所に住んでいる親せきを訪ねました。その高速バスは、100人が楽に座れる大型車で、専用の道があり、スースーと走って、市内ならどこにも1元で行けます。

 

このように、中国では、金持ちに気持ちよくお金を使う道をきちんと用意しており、貧乏人にも生きていく空間を残しています。

 

これは、違う生物種間の棲み分けのモデルか、又は、政府が提唱している和楷社会の初期段階か、判断の付きにくいところです。

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