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2009年1月 3日 (土)

かかしさんの石炭・鉄鉱石価格+テニス:津田

いやあ、今日は午後からずっとテニス漬けで、帰ってからビール飲んで食事していままで寝ていました。失礼。これから出動です(?)いやあこの年になってもテニスは毎回向上心に燃えているんですよ。最近は1stサーブ、2ndサーブ、フォア、バックすべて変えて、今日は上々の出来で、1ゲームしか落とさず。やはり為替もスポーツも目標を持って日々向上を目指すことですね?((なんちゃって?!)こちらでは19日のテニスThe Australian Openを前に今日当たりからSydney, Melbourne,Brisbane, Perthなどで各前哨戦のゲームが開始し、徐々にムードが高まります。写真は去年のMedibank International(Sydney)。ヒューイット、ブレーク、ナバンディアン、ロブレド、ツオンガ、女子はセリーナ・ウイリアムズ、モレスモ、ダメンテイエバ、サフィナなど結構有名どこがでます。コートが10以上ありすぐ近くで世界の技を見られるのがgood。

  07012008096_3 (センターコート)

  07012008100_4

                  (who? すぐ近くで有名選手が見られます)

ところで、石炭、鉄鉱石に戻って、いやそうなんですよ。豪州鉱山は恒常的に生産のボトルネックが指摘されており、インフラが後手後手に回ります。今でも生産地から港湾までの鉄道の敷線や港湾設備工事が随所で行われており、加えて昨年年前半はご指摘のような水害や鉱山火災で生産が追いつかず、石炭の積出港で有名なNew Castle(NSW)では沖に積荷待ちのタンカーが多いときには100隻近く滞留。”滞留船ウオッチャー”が双眼鏡で船の数を報告し、それによってSPOT価格が上下動したそうです。

またご指摘のように輸入元の製鉄会社も親会社からすれば鉄鉱石や原料炭価格の下落はコスト削減になりますが、これは取りもなおさず鉄鋼ニーズの低下を意味しており、またある程度価格の絶対値が大きくないとマージンが下がるので原料価格の大きな下落は社全体としては厳しいそうです。

思い起こせば昨年5月に当地エネルギー会社のセミナーに出ましたが、そのとき原油価格は1バレル120ドル程度だったと思いますが、その会社のアナリストは「理論値は
80-90ドル程度だが、40ドルになっても驚かない」と的を射た発言をしておりました。今回原油は33ドルまで下落し、現在中東情勢もあり45ドル程度に反発しています。中期的には世界景気に底入れ感が出れば、更に上昇する可能性がありますが、今回の金融危機・経済危機で投資マネーが大きく減少しており、当面昨年前半のような投機が投機を呼ぶ展開にはならないのではないでしょうか?

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