役人はお風呂が大好き
「役人はお風呂が大好き」
かんぽの宿の民間への払い下げで物議をかもしているようだ。
役所は温泉や保養所とたくさん造ってきた歴史がある。
私は真鶴近くにあるスパウザという厚生省の保養施設を利用したことがあった。相模湾一望できる高台にあり、室内でジョギングもできるジム、温泉付きプールなどがあった。ただ利用者は少なく(もったいないが)破綻し小田原市が8億円で買い取った。市長によれば「想像を越える安い値段であったので決断した」そうだ。 総工費は455億円であった。(現在ヒルトンホテル)
私の住む伊豆稲取にもKKR(国家公務員共済組合)経営の宿があり一般も使える。その他それぞれの役所で旅館を保有していたように思う。
さすがに財務省は旅館を持っていなかったように思うが財務省の地下には温泉(本物ではないかもしれないが)がある。ただ厚生省のように海は見えないし、海鮮料理も出ないだろう。さすが官僚No1の心意気である。 役人は何故こんなに風呂好きなのだろうか。
温泉、保養所などはすべて年金保険料や雇用保険料で造られた。民間に払い下げず派遣切りにあった人や、地震などの災害で慌ててつくる仮説住宅の代わりに利用してはどうだろうか。
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