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2009年1月 6日 (火)

Australian Financial Reviewの記事を二つ三つ:津田

こんにちは、こちらは日中最高温度41度とか言ってますぅ、、

ところで日本日経新聞に相当するこちらのAustralian Financial Reviewの記事の中から目立ったものを二つ三つ。

1.スワン財務相は昨日サンシャインコースト(QL)での記者会見で:
「今年もタフな年になりそうであるがオーストラリアは他国よりベターポジションにあり、政策当局は大方の他国より多くの政策手段を有する」と述べています。また加えて、原油価格の大幅下落と(豪州は産油国ながら油性の関係からガソリンは輸入に頼っています)と豪ドルの大幅下落が景気刺激的な効果をもたらすことを指摘し「世界的な金融危機に対しては、必要に応じて確固たる追加措置を取る」と述べています。

2.市場には"本日RBAが臨時理事会を開いて利下げを行う"との観測があったが、このところ国内外の金融市場が落ち着きを取り戻したことから、本日の臨時理事会は流れたと述べています。因みに過去18年間で1月に理事会がもたれたのは1990年と1992年のみだそうです。

3.米国の株式市場において歴史的に見て1932年以来例外なく、BEAR MARKETの翌年は最低21%株価が上昇しているそうです。これはたとえ今年米国経済が停滞する場合にも当てはまるということで38.5%下落した昨年とは違い今年は期待できる(?)とのこと。因みに最初のBEAR な年の翌年1932年に株価平均は46%上昇しているそうです。

4.また日本に対するネガティブな記事が出ています。つまり日本は貯蓄性向が高い。したがって景気刺激対策が打ち出されても他国ほどは相乗効果が期待できない。また「”非常”に不人気な政府と巨額の財政赤字が政府の手の内を限られたものとしている」と厳しい指摘をしています。

ところで、水谷さんがインドは金輸入no1と言ってられましたが、なんでも農業国インドでは農産物が豊作の翌年は金消費が大きく伸びるそうですね。

では

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