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2009年1月24日 (土)

介入その3 介入銀行とは

「介入その③=介入銀行とは」

 為替介入は財務大臣が決定し財務省国際局為替課に指示する。為替課は介入事務を委託している日本銀行へ介入金額などの事務連絡を行う。日銀は既に契約している介入銀行と介入の取引を行う。その方法は2WAY PRICEを聞いてヒット(ただどちらをヒットしてくるかはその時の情勢で簡単にわかるので一種の儀式のようなものだ)したり、成り行きで買ってくれ、売ってくれと指示をしたりする。金額は80年代は1千万ドル単位、大きくて5千万ドル程度であったが、95年の100円割れの頃より金額がエスカレートして大きくなり、1億ドル、2億ドルと巨額になってきたようだ。

財務省のホームページでも1日で1兆円(約100億ドル)を超える介入を行っている日もあり日本の為替介入は他の先進国に比べれば異常と言っていいほど巨額だ。膨大な貿易黒字でのドル売り圧力を相殺するためのドル買い介入が主だが、米国FRBやECBの介入金額は日本の5分の1から10分の1程度だろう。巨額介入が1兆ドルの巨額外貨準備となっている。欧米の中央銀行は原則介入を行わないのでその保有する外貨準備は1000億ドル以下いや500億ドル以下のところが殆どである。

 日本の介入銀行とは政府日銀と介入契約を交わしている銀行のことだが、介入銀行となるには市場でのプレゼンテーション、出来高、経験者の人数、情報力、顧客層の厚さ、流動性などが勘案されて決定される。ただ90年以降邦銀のみならず外銀も買収、合併、破綻で数が少なくなってきているので巨額な介入金額をスムーズ裁くために介入銀行を増やしているという話も聞くことがある。

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