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2009年1月24日 (土)

介入その2、介入資金は

「介入その②=介入資金は」

 買い介入でも売り介入でも資金が必要だ。ドル円の介入においてはドル売り円買いではドル資金が必要で、ドル買い円売り介入では円資金が必要となる。為替証拠金取引も介入と同じようにドル円を売買するのだが個人投資家は自分で売りたい通貨を調達する必要はなく業者の方がそれぞれの売る通貨を銀行から借り入れてくれる(スワップの形で顧客には借り入れコストと運用マージンの差を付け替えられる)。

 政府日銀の為替介入も証拠金取引を使えば自前で売却する通貨を借り入れる必要はないが、今のところ介入で証拠金取引のシステムが使われたことはない。使われれば面白いと思うが個人の金額よりかなり大きな単位(1億ドル単位)でやるのでシステム上、上手くいくかどうか、また個人客の取引の妨げになることなどいろいろ問題も起こるだろう。

政府日銀は証拠金取引と異なり自前で売却資金を調達する。円を売るときは短期国債を発行して円を調達する(外為証券、タメ券とも呼ばれたことがある)。ドルを売るときは日本は潤沢な外貨準備があるのでその資金を使うので市場からの調達は今のところは行っていない。

今のところというのは外貨準備がなければ自分で調達しなければならない。途上国などで外貨準備がなく自国通貨の防衛でドルを売る時はIMFから借り入れを行う。あるいは米国の中央銀行にあたるFRBとスワップ協定を結んでドルを一時的に借り入れる。IMFからの借り入れの際は融資条件として金利を引き上げたり財政緊縮政策を課されるので自国民からの不満が高まることもある。

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