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2008年12月31日 (水)

新年にドル安トレンド持ち越し!水谷

Hola!

とうとう今年も大晦日となりました。激動の一年でしたね!そしてドル安のトレンドが新年にも受け継がれそうな雰囲気があります。ドルインデックスの直近のチャートはドル・ベアトレンド(弱気)のようです。

Dollinexdec3108_2

11月21日最高値88.25(open)から引いたガンライン1x1線(45度線)に沿った動きのようです。そして7月16日最安値71.73(open)から引いたガンライン1x8線を目指した動きのようです。78.00レベルを目指すのではないのでしょうか。年末までは明確なトレンドがでないようですが、徐々にドル売りセンチメントが市場のテーマになるような雰囲気があります。

シカゴ先物市場(CME)の12月22日現在のポジションを見ると、円ロング(買い持ち)40,098枚、ポンドショート(売り持ち)31,630枚と年越しのポジションのようで、ドル/円でのドル売り、ポンド/ドルでのポンド売りの相場展開をシカゴの投機筋は見越しているようです。ユーロはユーロショート3,654枚とほとんどポジションがない状態でどちらにでも動けそうです。したがって、昨今のユーロ/ドルは上下の変動が激しく、確たる相場観ができていないと言えそうです。ユーロ/ポンドが市場のテーマとしてparity(1ユーロ=1ポンド)を目指す動きになっているようです。英国経済はユーロ圏経済よりも景気後退がひどく、BOE(イングランド銀行)がECB(欧州中央銀行)よりも利下げ方向により鮮明に動くのではないかとの思惑が支配しているようです。しかし、ポンド/ユーロなる通貨ペアは欧州勢支配の市場であり、極東の地から手を出さない方が良いと思います。

金利の動きを見てみましょう。金利先物市場Euribor6月限が12月29日には98.005と利回りベースで2%を割り込み1.995%となりました。昨日は2.015%と再び回復しています。しかし、12月のECB利下げ時の利回り2.42%からはかなり金利は下げており、金利ディーラーは1月の定例理事会での利下げ期待をしているかのようです。1月は据え置き予想が大半ですが、このところの金利先物市場の動きは違った動きをしています。政策金利よりも0.25%上回ったところで取引されるといわれる金利先物市場6月限ですから、現在は1.75%の政策金利水準といえます。現在のECBの政策金利は現在2.50%です。金利市場から利下げの雰囲気つくりが今後出てくるようです。ユーロ/ドルでは、ユーロ圏の利下げと米国の信用不安との綱引きのようで、シカゴ筋のドル売り一方には気迷いがあるようです。ECBの金利打ち止め感が出てくれば、安心してドル売りにはなるでしょうが。

米国債券市場の動きは、依然としてリスク回避の安全資産の債券買いのようです。2年債は再び0.72%と12月18日につけた0.68%に迫る勢いです。金相場が有事のスイスフラン、金という発想で買われているようですが、反対に米国債も安全資産として買われています。しかし、米景気刺激策としても資金調達源として国債を大量に発行することになれば、大きなリスクを背負うこととなるのですが。かじ取りはオバマ次期大統領とドリームチームにバトンタッチされることとなります。そしてうまく米景気をロケット発射のように、軌道に乗れば、歴史に名を残す大統領として後世に語り継がれるでしょう。お手並み拝見と行きましょう。米債券市場には引き続き目が離せません。

米国も日本も中央銀行の政策は量的緩和政策に移行しそうです。FEBは積極的に国債以外の資産担保証券(ABS)、住宅ローン担保証券(RMBS)を買取り、反対に資金と供給しています。BOJもコマーシャル・ペーパーを買い取るなどと、金利よりもむしろ資金供給方法に重点を置いているように思えます。日米ともゼロ金利、量的緩和で、金融政策としては取り得る手段を駆使しているようです。後は混乱している国会で適切な財政政策を打ち出すわけですが、新春から始まる国会が注目されます。どの経済圏も一抜けを目指し、頑張ってもらいたいものです。おそらく一抜けするところの通貨が買われると思います。

スペイン事情:新春の祝い方:マドリッドのプエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol 太陽の広場)にあるマドリッド自治政府(Comunidad de Madrid)の建物の時計がいつも中継されます。そしてプエルタ・デル・ソルには大勢の人々が旗、シャンペン、鳴り物を持って集まります。新年のカウンドダウンが始まると、10秒前からは、スペインの家庭では、10粒のブドウ(uva ウバ)をお皿に用意し、カウントダウンとともに口の放り込もみます。そして12時に食べ終わり、そしてシャンペン(cava)で乾杯、そしてお互いにキスをし、新年を祝福します。そして、スペイン国営放送(TVE)では、日本の紅白歌合戦同様に"Con la Primera al 2009"という番組が始まります。スペインのスターが続々と出演します。日本時間では8時がマドリッドの12時、そして日本時間では午後2時くらいまで延々と続きます。フリオ・イグレシアスなどは2度、3度と出演します。スペインの新年の祝い方は、騒いで陽気に過ごすのです。プエルタ・デル・ソルでは朝まで無礼講となります。

それでは、Feliz Ano Nuevo! Mucha suerte, mucha paz y mucha corazon!                   

(新年おめでとうございます! 多くの幸運、多くの平和、そして愛を!)

水谷

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