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2008年12月12日 (金)

航空運賃と燃油サーチャージについて考えてみた

   今年も残すところ2週間ちょっととなりました。聞くところによると、今年は27日が土曜日ということで、例年28日が仕事納めの会社だと12月27日から1月4日まで9連休になるんだとか。うらやましい~。

 
 JTBの『年末年始の旅行動向調査』によると、末年始の海外旅行者数は前年比4・6%減(58万人)だそうです。この調査は今年で40回目で、年末年始の海外旅行者数がもっとも多かったのは、96年の68万4000人、次いで00年の65万5000人。昨年は64万4000人で史上3番目に多かったんだそうです。景気が悪いこともあるんでしょうが、燃油サーチャージが高いことも影響しているんじゃないでしょうかね。

 でも、不景気だろうが、燃油サーチャージが高かろうが、海外旅行には行きたい! というわけで、今回はまったくの個人的趣味により、海外旅行の飛行機代を安く押さえることを考えてみたいと思います。

方法1: 燃油サーチャージが安い航空会社を利用する
方法2: 運賃の安い航空会社を利用する

 …当たり前の話でしたね。でも、くどくど書いてみます。

◆燃油サーチャージが安い航空会社を利用する

 燃油サーチャージは、原油価格の高騰に伴い、燃油価格の一部を乗客が負担する追加運賃です。各航空会社が独自に決めるため、同じ路線でも航空会社によって金額が異なり、キャセイパシフィック航空のように政策で安く抑えている会社もあります。例えば、成田-ロサンゼルス線の場合、現時点(12月12日)ではJALが片道3万3000円なのに対し、キャセイパシフィック航空は1万2800円!! 往復では4万400円の差が出るんです。シャレになりませんよね。

 原油価格が値下がりしたことで、1月以降は燃油サーチャージを値下げする会社が多いようです。東京-ロサンゼルス線だと、JALが片道2万2000円、キャセイパシフィック航空は片道6300円。燃油サージャージは、発券日が基準になるので、1月以降に出発するチケットを年内に買ってしまうと、12月中の高いサーチャージが適用されるので要注意です。

 ちなみに、JALのウエブサイトを見ると、「航空燃油(シンガポールケロシン)の各日のスポット価格の3ヶ月平均によって適用額を確定し、3ヶ月間固定」するものの、「3ヶ月間の平均燃油価格が1バレル当たり60米ドルを下回った場合」には燃油サージャージを廃止する申請をするとあります。

 今年8~10月の航空燃油価格の平均は1バレル当たり約114ドルでした。11月から12月9日までの平均は同じく約71ドルです(図1、2 画像をクリック)。

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 もしも、08年11月~09年1月末までの平均航空燃油価格が70~80ドルだったとしたら…。JALの場合、日本=韓国間の燃油サーチャージは片道500円、日本から北米や欧州、豪州も片道8000円になるんです。ってことは、ゴールデンウィークには今よりずっと安く海外旅行に行ける!…はずなんですけどね。捕らぬ狸の皮算用かなあ……(表1、2 画像をクリック)。

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◆運賃の安い航空会社を利用する

 12月18日から豪州の格安航空会社(LCC)ジェットスターの成田=ケアンズ、成田=ゴールドコースト便が就航します。09年3月20日には、韓国のLCC、済州(チェジュ)航空の北九州―ソウル(仁川)便も就航する予定です。この他にも、2010年3月開港予定の茨城空港にマレーシアのLCC、エア・アジアXが就航する意向を示しています(マレーシアを訪問した茨城県の橋本昌知事が、12月10日にエアアジアXのアズラン・オスマンラニCEOと会談した際には、就航表明も就航時期についても言明を避けたとの報道あり)。

 LCCは、航空券予約をネットに限定したり、航空機材を単一化して機体の整備やパイロットの教育を効率化するなど、人的コストを抑えることで、低価格の運賃を提供する航空会社です。ただし、預け入れ荷物が1個から有料だったり、機内の食事は事前予約が必要で飲料ともに有料だったりします。また、欠航の場合、自社便への振替か払い戻しとなり、他社便へ振り替えはできないという難点もあります。海外のLCCの場合、着陸料を抑えるため、郊外にある空港から発着するので、空港にたどり着くのが一苦労というところもあるようです。でも、運賃はとにかく安い!のが売りです。

 
 と思ったら、ジェットエアーに対抗してか、JALが「AUスペシャルWeb悟空14」という正規格安割引運賃を出していました。いわゆる格安航空券にも、ジェットスター並に安いのがあるようです。というわけで、安く海外に行くのなら、とにかく色々比べてみたほうがいいんでしょうね。比較する際には、運賃+燃油サーチャージの合計額で比べるのがコツです。

 そこで、1月23日(金)に出発すると仮定して、韓国(ソウル)、香港、台湾(台北)シンガポール、豪州(ケアンズ)、北米(ロサンゼルス)へできるだけ安く行く(正規割引運賃+燃油サーチャージ)方法を調べてみました(表3~8 画像をクリック)。

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 ソウルへはANA(スーパーエコ割WEB)、香港はJAL(Web悟空14)、台北へはチャイナエアライン(E-得遊ランド7)、シンガポールもJAL(Web悟空14)、ケアンズへはジェットスター航空、ロスへはJAL(バリューWeb悟空5週末アメリカ・カナダ)がもっとも安かったのです。すっごく意外でしたが、日系キャリア、大健闘ですね。

 今年は年末年始に海外へ行こうとすると、航空運賃+燃油サーチャージが高くつくことになりそうです。というわけで、お正月は某国営放送局の「初笑い!オールスター昭和なつかし亭」でも見て過ごそうかと。古今亭志ん朝師匠の「愛宕山」やってくれないかなぁ~。

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