明日からの材料
「明日からの材料」
来週(12月15日ー12月19日)は休み明けゴトビ&日銀短観に始まる。大企業製造業DIが-20台なら2002年の3月短観の-38以来の低水準となる。また下げ幅20ポイント以上の悪化は1975年2月以来(-21)のものとなる。予想レンジは-15から-26で-23が平均であろうか。
その他0.5%利下げ予想のFOMCが日本時間水曜未明、金曜日には日銀政策決定会合がある。
上院で否決された自動車救済法案が政府がTARP7000億ドルのうち150億ドルを利用した救済策を打ち出す案もあるがまだ結論は出ていない。ただドル円は長い下ヒゲを残した。
小泉時代は利下げ、量的緩和、円売り介入、株買取、規制緩和、行政改革となどの対策で株高円安に持っていった。昨年日銀は利上げ、量的緩和の中止、株買取どころか売りに転じた。規制緩和、行政改革はない。逆のことをやり株安円高に戻っていった。 サブプライムの前からの株安円高の動きであった。
ユーロドル、ドルランドは依然一目の雲の中。
他にエクアドルデフォルト、日銀資金循環統計、OPECは大幅減産するか、ジンバブエのコレラ、11日は為替担当の篠原財務官が首相と面談しているが介入ではなく日中韓サミットのスワップ協定強化の説明だったのか。アイスランドEU加盟申請、北朝鮮核問題難航、インドパキスタン領空侵犯、トヨタ下半期赤字、GMAC再建難航など
Have a nice week !
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