ちょっと一言! 執筆者:かかし
「かかし」です。「嵐の船出」をしたばかりで、早速大波が押し寄せました。舵取りも大変です。米国ダウ平均が680ドル近く下げてしまいました。過去4番目の大きな下げだとか。
昨日お話した、短期と長期の株価の動きをどう見るかについて、簡単にコメントしておこうと思います。
まず3つのパターンから:
(1)日本のバブル崩壊後
米国が100下げると日本は200下げる。米国が100上げても、日本は50しか上がらない。
このパターンには長く親しみました。体に染み込んでいます。
(2)最近のパターン
米国が100下げると日本も100下げる。米国が100上げると、日本も100上げる。
最近はおなじみのパターンです。ドルまで100円程度と換算しやすくなりました。
(3)これから・・・・・
米国が100下げても、日本は50しか下がらない。米国が100上げると日本は200上げる。
こうあってほしい!!!
今日は米国が680ドル近く下げているので、日経平均も下げるのは当然でしょう。でも、もし日本の下げが400円程度にとどまるとすると、そろそろかも・・・。
ひところの、グローバルな金融システムのメルトダウンシナリオが、シティー救済あたりから姿を消し、各国の景気動向に焦点が当てられるようになってきましたね。時代は変わりつつあるのかもしれません。ただし、嵐の只中にいることは忘れないように!
かかし
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