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2008年12月20日 (土)

新興国の金利&日本もIMF調査して欲しかった

「新興国の金利&日本も調査して欲しかった」

 朝起きて大山さんのブラジル情報を読んでいます。話に出ていた石油精製で沖縄の南西石油を買収したペトロブラスや世界一の鉄鉱石開発企業のリオドセリオティントやBHPビリトンをしのぐ、今ヴァーレっていうんですか?)は1980年のNYでの銀行時代に取引をしていました。当時はそれほど脚光を浴びておらずどちらかと言えば債務が問題にもなっていた時でした。

 大山さんは根っからの新興国投資家ですね。私はかじっている程度です。アルゼンチンやウクライナにはデフォルトを頂きましたが(後に完済&返済中)。

 最近はエクアドルがデフォルト宣言をしました。前政権の誤った債務だから返済しないと言われては債権者も凍りついているかもしれません。ただサッカーはリガデキトが明日マンUと横浜で決勝です。金利や債券は水谷さんや竜河さんの領域ですね。

エクアドルの米ドル債券は元の金利(クーポン)が10%のものが現在価格が24まで下落し利回りが43.56%となっています。アルゼンチンは28.61%、ヴェネズエラが17%、ウクライナが31%、ロシアは10%です。一方メキシコ、ブラジルは5%、トルコ7%、南ア8%、コロンビア7%とそれほど荒れていないようです。

 先進国の長期債は豪ドルが4.13%、NZが4.9%、ユーロ諸国は2%から3%、ただギリシャは4%から5%、英国は3%です。

 長期債の金利がオーバーナイト金利や円とのスワップ金利とほぼ同じかあるいは低いのが最近の特徴です。いわゆるフラット化から逆イールドです(先の金利が低い)。長期的にはデフレ、あるいは長期資金の借手がいないということでしょうか。

 新興国投資、ハイイールドカレンシー、の投資をお勧めするものではないですがご参考までに。

債務国がデフォルトするとIMFの融資に頼ります。IMFは審査をして厳しい条件(歳出カット、増税、利上げなどをつけて融資します。国民の不満がたまって暴動にもなります(アルゼンチンの銀行焼き討ち、ロシアの列車転覆など)。ただそれらはすべてBRICSの登場で解消されました。やはり治安には好況が必要です。

 現状はIMFの融資窓口は混雑しているでしょう。日本もバブル崩壊、デフレ不況、格付け続落の時にIMFが調査をするという話が出ましたが、お断りしたそうです。日本の世界一の借金は個人の資産で担保されているからという理由です。勝手に担保された我々はたまったものではありませんが、その時IMFが徹底調査していればムダが暴露され日本も小さな政府になっていたかもしれません。日本人は外人には弱いものです。

今からエース交易さんのセミナーに行ってきます。

http://www.acefx.jp/learning/index.html

野村

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