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2008年12月28日 (日)

野村さん年末ID”財務省の予想「破局のシナリオ」”―日米どちらが破局?:津田

年の瀬も迫って不気味なID分析ありがとうございます(?!)
しかしこれを最近巷で流行の「米国破局のシナリオ」と比較してみると、やはりどうも日本は分が悪いようですね?今回の米国の巨額の財政出動やイラク戦費などで来年度の米国財政赤字は初めて1兆ドルを突破の見込みでこれはGDPの7%とまあ日本とどっこいどっこい。しかし政府累積債務では野村さんおっしゃるように日本はGDP比160%超に対して米国は66%程度と英国(50%)・イラリア(117%)以外の欧州各国と比べても大体同じレベルですね。また日本の貿易黒字の著しい減少傾向は、野村さんが常々指摘している政府高官の発言「日本は民間の黒字があるから大丈夫」という他人の財布を当てにした発言も今後出来なくなるでしょうね。まったく米国はもともと浪費癖の金持ちが更に高価な買い物(長年のイラク、サブプライム対策)をしてお金がなくなったのに対して、日本は贅沢をしている訳でもないのに生活費だけで四苦八苦して借金の泥沼にはまり込んだ感じですね?

最後に50年後の日本の人口は9000万人程度に減少予想。一方米国は先進国でほぼ唯一人口増加予想で現在の3億の人口が4億2000万程度になるとのこと。こうなると今後の税収もやはり米国に分があるようです。投資対象として米国より日本を選ぶ人がどれくらいいるのか心配です、、、、、”大円安時代”が来るんでしょうか?

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